ベトナムへの引越し・配送事情とは

日本からベトナムへ赴任時には、基本的に運送会社へ依頼をして引越しを行います。国を跨いでの引越しは事前の入念な準備を必要とし、多くの手間がかかります。

 

また、ベトナムへ赴任後に突如引越ししなければならない事態に陥る人も少なくありません。なぜなら、大家の権限が強いベトナムでは、売却決定や家賃値上げの拒否などを理由に、数日以内に家を追い出される命令を受けることがあるためです。

 

今回の記事では、ベトナムでの引越しや配送事情をまとめました。記事では、以下の見出しに分けて解説していきます。

 

・日本からベトナムへ引越し

・ベトナム国内で引越し

・ベトナム国内での荷物の配送

 

これからベトナムへの赴任や帯同して住むことを予定している人は、ぜひ記事を参考にしてみてください。

 

 

日本からベトナムへ引越し

 

日本の会社からベトナムへ赴任する際は、現地に支社のある日系の引越し会社を利用することが一般的です。具体的な会社としては、佐川急便や日本通運などがあります。

 

すでにベトナムに事務所を設立していて前任者がいる場合は、過去に使ったことのある引越し会社があるはずです。

 

現地採用の人やベトナムで事業を行う方で手荷物が多くない人は、飛行機で運ぶ方法もあります。手軽な方法ですが、航空券に付帯する荷物の重量を超える場合は、追加料金を支払う必要があるので注意が必要です。

 

 

ベトナム国内で引越し

 

ベトナム国内で引越しする場合は、ローカルの会社や日系の現地法人などを利用することになります。日系では前の見出しで紹介した運送会社、ローカルではクラウンラインやヤマタネなどがあります。

 

自分で手配をして予算を節約したい人は、ローカルの会社を使うといいでしょう。基本的にはベトナム語での対応になりますが、中には日本語のできるベトナム人や日本人の担当者がいる場合があります。

 

 

ベトナム国内での荷物の配送

 

ベトナム国内で、近場に書類やバイクに乗る程度の小包を運びたい場合は、Grabで手配することがおすすめです。Grabではメニュー画面で「Express」を選び、送付先を入力するだけで配送するバイクを手配できます。

 

近くであれば数万ドン程度で配送できるので、費用も安く済ませることが可能です。

 

もし大きな荷物を運ぶ場合は、引越しの見出しで紹介したような会社を利用することになります。運送会社や配送先についてはベトナム語でのやりとりを必要とするので、自信がない人はローカルスタッフに任せてもいいかもしれません。

 

 

ベトナムでは帰任や家主の都合により、突如として引越しせざるをえない状況に陥ることも少なくありません。会社にすべてを任せてもいいですが、自分で手配したい方は日本語が通じて日本人のスタッフがいる会社を選ぶといいでしょう。

 

今後ベトナムへ引越しをする予定がある人は、ぜひ記事を参考に計画してみてください。