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【2025年5月最新】現在のベトナムの物価事情とは

ベトナムの物価は日本と比較すると安いですが、近年食料品や生活必需品や家賃の上昇が目立ちます。物にもよりますが、ここ2〜3年の間に1.5倍、2倍以上の価格になった製品も少なくありません。

 

日本では米の値段が2024年の1年間で「1.68倍」の上昇を記録しましたが、ベトナムではこうした値上がりは一般的です。米に限らず多くの製品で価格上昇が見られます。

 

今回の記事では、現在のベトナムの物価事情について「家賃」「レストラン」「食料・生活必需品」の3つに分けて解説していきます。

 

 

家賃

 

 

 

 

家賃はここ数年で2〜3割程度上昇しています。ベトナムの賃貸は1年ごとの契約が一般的ですが、更新時に値上げを告げられることが多々あります。更新後の家賃に納得できない場合は、期限内に他の部屋を探さねばなりません。

 

ハノイで日本人が住む家の家賃は、単身だと「400ドル〜(約1,040万VND、6万円)」家族向けだと「1,000ドル〜(約2,600万VND、15万円)」程度が目安です。もちろん、物件によっては前述の目安よりも安い家もありますが、設備や立地、管理に差があり、快適な環境を求める場合にはそれなりの予算が必要になります。

 

 

レストラン

 

 

 

 

◆ローカルの和食店「Minh Sushi」の寿司セット 12万5,000ドン(約750円)

 

ベトナムのローカルレストランでも値上がりを感じることが多いです。以前まで、ベトナム名物のフォーやブンチャーは「3万ドン(約180円)」が目安でしたが、最近では「3万5,000ドン〜4万ドン(約210円〜240円)」に値上げするお店が増えてきています。

 

それでも、日本の外食コストと比べればまだまだコストパフォーマンスは高いです。最近では、ベトナム人が経営する和食や韓国料理の店も増加しており、手頃な価格でさまざまな料理を楽しめるようになってきました。

 

ベトナムは物価上昇の中でも食の選択肢が広がっており「安くて美味しい」を感じられる国であり続けています。

 

 

食料・生活必需品

 

 

 

◆トイレットペーパー10ロール 9万7,000ドン(約580円)〜

 

 

 

◆ビールは1万2,000ドン(約72円)程度から

 

ベトナムでは食料・生活必需品の物価も上昇傾向です。野菜や飲料品は依然として安いですが、食肉やシャンプー、石鹸などはここ数年で大きく上昇しています。ベトナムの生活情報を発信するPosteによると、2024年の1年間で豚肉は30〜40%、牛肉や魚介類は10〜20%、粉ミルクは8%、ローストコーヒーは最大35%の価格上昇が確認されたようです。

 

2025年に入っても原材料の高騰が続いており、今後値下げが行われる可能性は低いです。また、ベトナムは米国との貿易依存度が高く、関税の割合変動が物価に影響を与えることも考えられます。

 

 

全体としてベトナムの物価は以前と比べて確実に上昇しており、特にハノイやホーチミンなど都市部の生活コストはじわじわと高くなっています。家賃や食料品、日用品の価格が上がる中で、滞在者は以前よりも出費を意識せざるを得ない状況です。

 

一方で、外食や交通費などは日本より割安であり、工夫次第でコストを抑えながら生活することも可能です。物価は上昇していますが、ベトナムは今もなお多くの人にとって魅力的な滞在先といえるでしょう。

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