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ホテルの隔離生活ってやっぱり辛いの? 2週間の隔離経験者に詳しく聞いてみた

新型コロナの影響により、現在ベトナムでは入国制限がかかっています。

 

ベトナムに入国するには、

 

・ハノイもしくはホーチミンの空港から

・ビジネスや外交の重要業務目的

・入国に必要な書類を取得

・政府指定のホテルで14日間の隔離と自宅で14日間隔離(今回紹介する方はホテルで14日間隔離のみ)と期間中のPCR検査

 

上記の条件を満たし、手続きと隔離完了後に入国する必要があります。

(詳しくはこちらの記事でも紹介しております)

 

先日、ハノイで勤務していて2020年8月頃に一時帰国、その後12月下旬に再度ハノイから入国し、年明けまでホテルで隔離生活をしていた方の話を聞く事ができました。

 

今回の記事では、

 

・日本での準備~出発

・ハノイ到着~隔離先のホテルへの移動

・隔離生活開始~終了まで

・隔離生活での注意点と、日本で準備すべきもの

 

4つに分けて、順に紹介していきたいと思います。

 

 

・日本での準備~出発

 

 

 

 

現在ベトナム入国のための必要書類は、

 

・ベトナム政府当局への入国承認の取得

TRC又はビザの事前申請・取得(ハノイで勤務、期限内のため今回の方は不要)

・入国前のPCR検査等の受検と陰性証明書の取得(発行日は渡航35日前)

・オンラインでの医療申告

 

があります。

 

順番としては、ビザがない方はビザ申請から、ビザをお持ちの方は隔離先のホテル選定と空港からホテルの車を手配から始めていきます。空港からの車はホテルが手配してくれます。

手配後は招聘先の会社の情報や招聘理由などを書いた書類を作成し、ベトナム政府当局へ入国承認を申請します。

今回の方は書類提出から申請までは5営業日ほどで取得できたようです。

 

入国承認が取れた後は、オンラインでの医療申告と、出発の3~5日前に発行された陰性証明書を取得した上で、ベトナムに向かうことになります。

 

この準備期間だけでも1ヶ月強かかるそうです。ビザやTRC(滞在許可証)を新規申請する方だと、さらに1ヶ月近くかかると想定しておいた方が良いでしょう。

 

 

・ハノイ到着~隔離先のホテルへの移動

 

 

 

 

成田空港より12月下旬の便で入国し、乗客は50人ほどであったそうです。現在JAL便とANA便が運行していますが、乗客10人以下の場合は運休となってしまいます。今までは10人以上はいるようですが、もし万が一自分が乗る際に運休になった場合は、アンラッキーとしか言いようがありません。。

 

飛行機内でマスク着用は必要でしたが、防護服着用の義務はなく、機内食も通常通り出たそうです。

 

ハノイのノイバイ空港到着後は、入国審査ゲートを通過し、荷物を受け取り、メインの玄関とは別の小さな裏口から出ることになります。手荷物はあまり詳しくチェックされなかったようでした。

 

ここからそれぞれ隔離先のホテルに移動をしていきます。車の乗客は1台につき1人です。バンが通常ですが、中にはなぜか救急車に乗せられた方もいたとのこと。笑

 

ホテルに到着すると、メインでない地下の入り口に案内され、無人の受付で名前を記入し、置いてある鍵を持って部屋に移動します。

 

ここから、14日間のホテルでの隔離生活がスタートします。

 

 

・ホテルでの隔離生活開始~終了まで

 

 

 

◆写真はイメージです

 

 

今回入国した方は、シルクパスという旧市街にあるホテルに泊まったそうです。シルクパスは、隔離先に指定されているホテルの中では安い方で、1泊で100ドルほどです。高いホテルは、ハイアットというホテルが1泊300ドルほどという話も聞いています。

 

サービス内容はホテルにより大きく異なりますので、下記は参考としてお考えください。

 

ホテルに到着した日から、14日間の隔離生活が始まります。隔離という名の通り、部屋の中から出ることはできません。誰とも会えませんので、オンラインのビデオ通話などをうまく活用したいですね。

 

食事は毎日スタッフが決まった時間に部屋の前に置いてくれます。置き終わるとベルを鳴らしてくれ、部屋から取りに出るという流れです。ビールやおつまみなどのルームサービスは別途頼めます。

 

部屋の清掃はないので、汚れが気になる場合は自分で掃除が必要です。洗濯サービスはあったそうですが、嫌がられることを懸念し、ご自身がお風呂場で洗濯されたそうです。

 

このようにホテルの一室で行動を制限された中、隔離期間を過ごすことになります。

 

 

 

・隔離生活での注意点と、日本で準備すべきもの

 

 

 

 

ホテルの隔離生活で、皆さんがストレスに感じる点は共通しています。

 

とはいうものの、まずもっとも重要なことだと言えるのが、

 

・ホテルが外部からの差し入れに対応しているかどうか

 

です。何か物資を届けて欲しくても、ホテルが受け入れできない場合は意味がありません。

予約前に確実に確認しておきたいですね。

 

また、多くの方が 持っていくべきだった・持っていってよかった と感じているものは下記の通りです。

 

・シャンプー、リンス

ホテルによってない場合あり

 

・洗濯洗剤、ハンガー

ランドリーサービスを使わない場合は、自分で洗濯するため

 

・コロコロ

2週間もいると、部屋の汚れが気になる

 

・ヨガマット

かなりの運動不足になるため

 

・日本の調味料

ホテルが提供するご飯の味に飽きるため

・カップ麺

ホテルが提供するご飯に飽きるため

 

やはり、洗濯・清掃や食事に関する悩みを持つ方が多いようです。

 

 

以上、今回はベトナムでの隔離生活の体験談と対策についてまとめてきました。当記事を読んでいただき、ホテルでの隔離生活をなんとなくイメージしていただき、渡航にお役立ていただけると幸いです。

また、昨今のコロナ新種株発見により、ベトナムでの隔離期間は「ホテルでの14日間隔離」「ホテルでの14日間隔離と自宅での14日間隔離」に変更されました。今後も突如変更される可能性がありますので、常に最新の情報を確認するようにしてください。

FEATURE

サクラホテルは利便性に優れており、ビジネスシーンのご宿泊はもちろんハノイ観光のお客さまにもおすすめです。

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