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【ハノイも被害に】2025年のベトナムの洪水状況を紹介

2025年、ベトナムは例年以上の集中豪雨を記録しています。北部ではハノイを始めニンビンやゲアン、中部ではフエやダナン、ホイアン、南部ではクイニョンやニャチャンなど、ベトナム全域で洪水が発生しています。

 

ベトナム全国で発生してる洪水は、排水設備が十分でないことや急速な発展による浸水が十分に行われていないことが主な原因です。執筆の11月末時点でも新たな台風がベトナム中部に近づいており、再びの豪雨、洪水が懸念されています。

 

今回の記事では、2025年に発生したベトナムの洪水について紹介していきます。今後ベトナムへ訪問する予定のある人は、ぜひ記事を確認してみてください。

 

 

2025年のベトナムの洪水状況

 

 

 

 

2025年にベトナムで洪水被害に遭った地域は以下の通りです。

 

5月:ホーチミン市(クチ・トゥードゥック)

7月:ゲアン省

8月:ハノイ市

9月:ハノイ市

10月:バクニン省、タイグエン省、フエ市、ダナン市、ホイアン市

11月:ニャチャン市、クイニョン市、ザライ省、ダクラク省

 

ハノイ市では8月と9月に相次いで大雨が降り、市内のあらゆるエリアが通行止めとなりました。街中では大渋滞が発生し、中には徒歩で数時間かけて帰宅した人も多くいたようです。

 

ベトナムは熱帯性の気候であり、従来から頻繁に集中的な豪雨が降る国でした。近年は都市部への人口集中が進んでいる上、排水設備の老朽化やメンテナンス不足、汚れによる詰まりなどが重なり、従来よりも洪水リスクが高まっています。また、舗装面の増加によって雨水が地中に浸透しにくくなり、排水能力を超える状況が発生しやすくなっています。

 

さらに、ラニーニャ現象の影響によって雨量が平年より増加したことも、洪水多発の一因とされています。政府は排水路の清掃やポンプ設備の増強を進めていますが、都市部の人口増加や開発スピードに追いついておらず、今後のインフラ改善が重要な課題となっています。

 

 

2025年11月末時点での洪水状況

 

 

 

 

現在、台風15号(コト)がベトナム中南部近くの南シナ海に停滞しています。12月頭にかけて、クイニョン市やザライ省に接近する恐れがあり、再びの豪雨と洪水が懸念されています。

 

また、11月中旬から下旬にかけてはベトナム南部のニャチャンで大規模な洪水が発生しました。現時点ではほとんど水は引いていますが、多くの通りは泥やゴミで溢れており、復旧には時間がかかる見込みです。ニャチャンは現在接近中の台風の経路となる可能性もあり、予断を許さない状況が続きます。

 

 

ベトナムでは2025年に多くの洪水が発生しています。ベトナムへ訪れる際は、現地の天気予報や洪水の状況を確認して、スケジュールに影響を与える可能性があるか判断するといいでしょう。

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