【コロナ前とコロナ後で激変】現在のハノイ旧市街の様子を紹介します

ハノイ旧市街は、ハノイで一番有名な観光地として知られています。新型コロナが流行る前は世界中から観光客が集まり、お土産屋や屋台、週末はナイトマーケットやイベントなど、活気溢れる賑やかな場所でした。

 

しかし、昨年新型コロナが流行ってからは状況が一変しました。海外からの観光客がほぼいなくなったのに伴い、ベトナム人で訪れる方も大幅に減少しています。人が密集することを避けるためナイトマーケットやイベントの中止、また、売上減少によって多くのお店は閉店や一時営業停止に追い込まれています。

 

今回の記事では、大きく変わってしまった現在のハノイ旧市街の様子について、写真を交えて紹介していきたいと思います。

 

下記は、旧市街近くにあるホアンキエム湖周辺の写真です。

 

 

 

 

※2021年1月頃、ホアンキエム湖周りにあるイベントスペース

 

 

 

 

※2021年7月現在のホアンキエム湖周り①

 

 

 

 

※2021年7月現在のホアンキエム湖周り➁

 

コロナ渦前のホアンキエム湖の周りでは、様々なイベントが開催され時に歩くのが困難なくらいでした。しかし、今はぽつぽつとランニングや散歩をする人がいる程度です。毎週末歩行者天国も開催されていましたが、現在は通常通りに車が走っています。

 

私は写真を撮った日に、バインミーを買って湖の周りにあるベンチに座って食べようとしたのですが、警備員がやってきて「ここで食事をしてはいけない！」と注意されました。今は外で何かを食べてはいけないらしく、結局家に戻ってから食べることになりました。。。

あれだけ活気あふれる場所だったのに、今は外で何かを食べることもできず、寂しい気持ちになりますね。

 

 

次は、旧市街の中に入っていきます。

 

 

 

 

※コロナ渦前のホアンキエム湖近く。写真奥にはナイトマーケットも開催されている様子が写っています

 

 

 

 

※2021年7月現在のホアンキエム湖近く

 

 

 

 

※日中のHàng Đào(ハンダオ)通り。シャッターを閉めているお店が多いです

 

 

 

 

※旅行代理店やローカルレストランのシャッターが閉まっています

 

旧市街では、お土産屋やカフェ、洋服屋、旅行代理店などが軒を連ねていましたが、現在は半分以上がシャッターを閉めて閉店をしています。特に旅行代理店は、開いているところを探す方が大変なくらいでした。観光業が大きな影響を受けていることを肌で感じます。

 

また、旧市街の中にはドミトリースタイルのホステルも多くありますが、同様に半分以上が開いていません。開いているのは、比較的客室数が多いホテルに限られていたように思います。旧市街は外国人の宿泊者が多く泊まっていて、現在ほぼいないことを考えると、こういう状況になってしまうのも仕方ないのかもしれません。

 

 

続いて、週末のナイトマーケットが開催されていた場所の写真です。

 

 

 

 

※毎週末ナイトマーケットが開催されていたHàng Đào(ハンダオ)通り

 

 

 

 

※一部お店が営業していますが、お客さんは少なさそうです…

 

 

現在ナイトマーケットは開催されておらず、道路脇のお店もあまり開いていませんでした。

やはり、この場所が賑わっていないと旧市街は寂しい場所になってしまいますね。去年新型コロナの流行が一時落ち着いた際には、ナイトマーケットが開催され多くの人がきていました。早くその日が戻ってきてほしいです。

 

 

最後に、バーや屋外の飲食店が揃うTạ Hiện(ターヒエン)通りを紹介します。

 

 

 

 

※2020年9月頃に撮った写真

 

 

 

 

※2021年7月現在の写真

 

 

上が2020年9月に撮った写真で、下が2021年7月に撮った写真です。違いは明らかですね。

夜はお客さんで溢れていた通りですが、今はお店がほとんど閉まっており、開いているお店にもほぼお客さんはいませんでした。

この場所は、東南アジアらしい熱気や雑然とした雰囲気を感じられて、個人的には好きな場所なのですが、今は様変わりしてしまっています。早く元通りになってほしいと心から願っています。

 

 

以上、今回は現在のハノイ旧市街の様子について紹介をしてきました。現在は、多くのお店が閉店しお客さんも少なく閑散としている状況です。ハノイの観光は旧市街があってこそだと思います。一日でも早く、以前のような人出と賑やかな雰囲気が戻ってくることを祈っています。