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近年日本の米市場の価格が高騰しており、海外から輸入して補填する動きが見られます。そうした中、日本のものと形や食感が近いベトナム産の米が注目されており、スーパーやホームセンターで販売されることも増えてきました。
今回の記事では、ベトナム産の米の概要や種類、現在の日本への輸出状況などを詳しく解説していきます。
ベトナム産の米の概要
ベトナム産の米はパサパサしていて硬めの長粒種(インディカ米)が中心と思いがちですが、意外と日本で流通している短粒種(ジャポニカ米)に近い品種も流通しています。
ベトナムで販売されている品種に「ST25」があります。ST25はベトナム南部のソクチャン省で開発された高品質なお米で、やや縦長の形でありながらモチモチとしていて柔らかく、香り高い点が特徴です。2019年に、フィリピンで開催された世界コメ会議で最優秀賞を獲得していて国際的にも評価されており「世界一のお米」と呼ばれることもあります。
ベトナムは米の消費量が年間4,300万トンで、世界で5番目に多い国です。国内では白米や餅米を始め、ブンやフォーなど米を原料とする麺、ライスペーパー、また米から作られるお酒もあります。ベトナムでは米は朝、昼、晩問わずに多くの人に親しまれています。
現在の日本への輸出状況
ベトナムから日本への米の輸出量は、2024年夏頃から続く米不足もあり増加傾向です。ベトナムの食品流通大手タンロングループは、2025年に輸出量を前年の6倍超となる年間2万トンの出荷を目標にしています。タンロングループには、日本全国のスーパーから「日本水準の米が欲しい」という問い合わせが、すでに多く寄せられているようです。
日本へ出荷される米の多くは、南部メコンデルタ地域にある農家によって作られます。そして、日本の安全基準をクリアした上で、大手スーパーチェーンのプライベートブランドとして販売されます。
近年では、タンロンググループ以外にも、複数のベトナム企業が日本向けに米の輸出を行っています。日本のスーパーやホームセンターで「ベトナム米」と記載されたパッケージを見かけることも増えてきており、今後日本市場での存在感はさらに高まっていくかもしれません。
直近の米不足を受けて、日本政府としても対策を行っています。小泉農林水産大臣は「国が売る米は5kgで2000円台にしたい」と発言し、備蓄米を売る取り組みを進めていますが、店頭に並ぶまでにはまだ時間がかかる見込みです。
ベトナムには長粒種のインディカ米だけでなく、日本人が食べ慣れている食感や味に近いお米が多くあります。1kgあたり1.5〜5万ドン(約90円〜300円)程度と、日本と比較してかなり安い金額で購入できるので、ベトナムにきた際にはぜひ試してみてください。
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